『いびつなボクらのカタチ』に感動した感想
あっという間に10月が終わりそう。
好きな話の新刊が出て読みふけっていたら、感想書くの忘れていました。
今回の感想は見多ほむろの『いびつなボクらのカタチ』
超感動しました!見多ほむろさんの描くちょっと萎びれたおじさん好きです。
ちょっと緩んだボディで着こなすスーツはとってもセクシー。
大人の魅力にやられちゃいます。
『いびつなボクらのカタチ』のあらすじ
7年付き合った彼氏に、置手紙一つでふられたピアノ教師の佑真(ゆうま)。自暴自棄になり行きずりの男と身体を重ねた翌朝、母親が怪我をしたという報せが入る。慌てて実家に帰ると、そこには見知らぬ男・伊吹(いぶき)が!! 偶然町で出会った母を気にかけてくれていたという彼は、なんとピアノ教室の生徒・舞花(まいか)の父親だった!! 介護士をしながら、男手一つで娘を育てているらしい。数奇な巡りあわせに、佑真は伊吹のことを少しずつ意識するようになって…!? まるで隙間を埋め合うように惹かれ合った男達とその家族の、いびつで美しい愛と再生の物語――!!
『いびつなボクらのカタチ』の感想
『いびつなボクらのカタチ』は家族BLです。子供や親が出てる作品。
攻めは介護職の子持ちイケメンの伊吹
受けは同棲相手に出て行かれたピアノ講師の佑真
攻めのキラキライケメン度も魅力的で、佑真の強い母の元で育ったと思わせる女々しさもまた魅力。
佑真の母や舞花の強さに憧れます。
『いびつなボクらのカタチ』はストーリーがよくできていた!
「あっ、気付かなかった!!」自分のうっかり見落とし、考察不足に反省。
でもBL漫画でそんな裏があるとは思わなかった。
振られゲイおじと子持ちイケメンパパの単純なラブストーリーと思うことなかれ!
がっつりと心をつかみにかかってきます。
心にささり、心があたたくなる。
これはランキング上位にくるわぁと納得の作品。
ラブなシーンは少なめですし、それぞれが伊吹・佑真以外とのベットシーンもあります。
二人のラブラブな様子をもっと見たかったとも思いますが、事後のそれぞれの思いが描かれている書き下ろしがあるのでムフフも十分です。
☆電子書籍の上下巻セットの購入特典はカラーイラスト集でした☆