『ギヴン (6)』/キヅナツキ 感想など
ついに出ました。BL漫画『キヴン』の6巻目。
前巻でとりあえず、秋彦と春樹のストーリーが落ち着き
今回は、柊編です。
柊は何気に一巻から登場している重要人物ですね。
超ざっくりと『ギヴン』1~5巻のあらすじを書く
真冬と由紀と柊とシズは幼馴染。
高校が真冬だけ違い、由紀と柊とシズはバンドを組むことに。
由紀はバンドの練習に時間を割き真冬との時間が少なくなっていく。
真冬はそんな由紀に起こって、ある言葉いってしまう。
その翌朝、由紀は首をつって死んでいた。
上ノ山と秋彦と春樹のバンドに誘われメンバーになった真冬。
上ノ山とは付き合うことに。
↑このへんがアニメ『ギヴン』の内容
そして、秋彦と春樹も色々あったけど付き合うことになる。
↑このへんが8月22日公開の映画『ギヴン』の内容
『ギブン6巻』の感想とネタバレ?
上ノ山が柊バンドのサポートメンバーに
柊のバンドのギターが抜けてしまったとの事で、新しいメンバーが決まるまで上ノ山がサポートメンバーとして入ることになっていました。
あれほど犬猿の仲ではあったものの、
上ノ山は柊のバンドに興味があるようです。
でも、仲は悪いまま…。
周りのみんなも同属嫌悪だと思いつつ見守っています。
上ノ山が由紀の曲の続きを作ることに
そんなある日、柊から未完成の曲の続きを作ってほしいと上ノ山に提案があります。
その未完成の曲とは、由紀がメンバーだったときの由紀の作った曲。
由紀って言うのは真冬のモトカレです。
もちろん、上ノ山はソッコー断りますが、とりあえず聞いてみろと渡された曲を聴いて心が完全に動かされてしまったようです。
曲を作ることを決めて、柊とのバンド生活に一層生活の時間を割く割合が高くなります。
なんか、ここ真冬と由紀の関係に似てきてちょっと不穏な雰囲気です。
柊とシズの関係も一筋縄ではいかない雰囲気。
柊が真冬以上に由紀にとらわれていたことが、うっすらわかってきました。
そして、シズが思ったより頑なに柊を想ってきたことも・・・。
そして、この巻最大の魅力は、由紀です。
回想の中でしか出てこない由紀ですが、本当に魅力的な存在だったと鳥肌が出るほど思わせます。
由紀の声、後ろ姿、振り向く笑顔・・・。
もっと、どんな存在なのかと興味が底なしにわいてしまう。
『ギヴン』ってあっと言う間に読み終わってしまうんだよなぁ・・・。
もう!
はやく7巻が読みたい!!!