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おもに腐。

田中森よこた『たぶんきっと、明日のナズナは』の感想

たぶんきっと、明日のナズナは

私の中では『たぶんきっと、明日のナズナは』は健気受けの最高峰の作品!

ジャンルはけもみみ・ファンタジーBLですが、最初の入りがとってもダークなんだよな。

娼館で働く、出来損ない獣のナズナに先輩獣からの注意その言葉にまずドキッとさせられます。

「意識があるのに、先に落とした腕を肉挽き器に放り込まれたこだっていた!」

直接の描写はありませんが、かわいい絵柄とはまったく逆の過酷な世界。

そのギャップにがっつり心つかまれてしまいました。

 

donburihiroi.hatenablog.com

 

落ちこぼれナズナは処分寸前であるお屋敷に引き取られます。

『たぶんきっと、明日のナズナは』は引きとられた先のとっても無愛想なご主人様 セリ×出来損ない獣 ナズナとのラブストーリーです。

 

あらすじ

客もろくに取れず、三日後に処分されるはずだったけもののナズナ。ある日店に一本の電話が入り、最後の飼い主、セリのもとへ引き取られることになる。今まで道具のようにしか扱われたことがなかったナズナだったが、セリの優しさに触れ、少しずつ愛情を覚えていく。

 

攻めセリは年齢不詳。ご主人さまなのに若い。職業も不明。

そんで、来るもの拒まずのようです。お屋敷に女の人2人も呼んで楽しんじゃったりもしています。

ちょっとろくでなし感があるセリですが、無自覚のやさしさがなんだか憎めないんだよな。

 

『たぶんきっと、明日のナズナは』は絵がかわいくて健気な受けがムチムチでエロい!ところが大好きです。

この作品も健気なナズナは一途にご主人様を思ってい、静かにその気持ちを暖めつつ。

実ったときには積極的にエロい!

 

けもみみ×健気受け×エロを読みたい方にはぜひおすすめ!!