『青とジェント』読んだ感想
秋平しろさんの作品『青とジェント』読みました。
秋平しろさんの作品はほわほわの甘い作品でシリアスな部分とコミカルな部分がいい塩梅に混じってしてとても好きなんです。
今回の新作『青とジェント』もとってもキュンとさせられる作品でした。
『青とジェント』の感想(ちょっとネタバレかも)
とにかく攻めがジェントルマン
今回の攻め?(本編ではあまりはっきりしない)のIT社長綾間が紳士的過ぎる!
こんな紳士が出てくるBL作品あまりない。
勢い任せにたずねてきた高校生へホテルのスイートルームで食事に誘うってある?
言いにくい話だろうからと一対一になれるようにの気遣い
ハニートラップを仕掛けようとしている直己にちょっと冗談ぽく諭したり
お金に困っているようだからと自宅での仕事を与えたり
とにかく、スマートすぎる。
作中でも直己に聖人扱いされるほど。
それでいて、おちゃめなんだよな。
みんなが惚れてまうような攻め!これが新感覚でした。
綾間×直己×佐久間
直己も見た目がピアスや茶髪でちょっとチャラそうな高校生。
でも、素直な子なんだな。
社長秘書の堅物佐久間とのやりとりが正反対で面白い。
佐久間は二人の仲に反対していて、その理由もちゃんとあってちょっと切ない。
でも、大人な対応で二人を認めることにした佐久間さん、憎めない。
本編ではキスどまり
直己は高校生なので、本編ではキスだけで終わってしまってします。
高校卒業後のアフターエピソードがあって、ラブラブな展開ありました。
今日のゴハン代もカツカツな高校生の三浦直己。
そんな直己の家が更なる経済危機に瀕している時、
綾間京一というIT企業社長がテレビに映し出される。
それはかつて父の店の立ち退きに関わった男だった。
父さんの店を潰してのうのうと暮らすイケメン大金持ち!
自分とかけ離れた世界にいる綾間を知った直己は、
とある作戦を閃かせるのだが…!?