『ばらのアーチをくぐってきてね』の感想
三田織『山田と少年』の番外編です。
短い話が5本入ったものです。
『山田と少年』のその後、フルマラソンの続きの作品。
とっても優しい空気の作品なのです、この作品が読みたくなるってことは私、疲れてんのかな。
癒しを求めて『ばらのアーチをくぐってきてね』を読み返しております。
『ばらのアーチをくぐってきてね』の感想(ネタバレかも)
山田27歳と千尋18歳の秋冬春が描かれています。
千尋は受験生で会えなくなってとか
大学生になった千尋との関係とか
千尋母へのカミングアウトとか
千尋、山田のスーツ姿に萌えるとか
ゆっくり過ぎてるようで、しっかり時を過ごしてる二人の様子に癒される~
特に私は
千尋に山田のスーツ姿に萌える話が好きです。
友人の結婚式帰りの山田を家で出迎える千尋
いつもと違う山田にめちゃくちゃ萌えてしまいます。
わかる!山田のスーツは意外にも三つ巴のベスト付スーツなんだもん。
いつもの無精ひげとのふり幅ありすぎでしょう。
山田は力仕事なので、結構体もがっちりしているのでしょう。
ぴっちりめのベストっていいよね
よって、その日は千尋も積極的で…ラブ
そう
フルマラソンの続き、ちゃんと走ってた!!
ちなみにこのバラのアーチっていうのは、
引越ししようかと思っていた山田の心をがっちりつかんでしまった、
不動産屋さんの物件紹介の張り紙にあった売りポイント!
バラのアーチのあるアパートに心奪われている山田は乙女でかわいい。
そこをくぐって山田のもとへ向かう千尋は実にかわいいんでしょうね。
容易に想像できますね。