『アンチアルファアナザー』の感想
奥田枠『アンチアルファアナザー』読みました!
かなりお気に入りの一冊になりました!
『アンチアルファ』も持っていますが、この続編の一冊が出てよりより好きになりました。
エロさも健在です。
こんなにハイレベルな相思相愛なカップルいない!
『アンチアルファアナザー』は2カップルが収録されています。
一つは礼の叔父さん静と大学生類次の話。
前半に収録されている静×類次の感想
いままでアルファとして育ってきた静は礼がたずねてきたことで、自分にも思い当たる節があったようですね。
アレルギーとして処方される薬が偽りのアルファを作る薬だったんですね。
処方をやめて、静はヒートしちゃいます。
でも、オメガでいつ自分が楽で好き
性が切なく、性に素直に生きることができるようになってよかった。
静はオメガ発動中はメチャエロエロ。
積極的に年下の類次を受け入れる姿に驚きとドキドキです。
後半収録の礼と悠仁の話
前作『アンチアルファ』で悠仁のおじさんに強制発情させられてしまった礼の続きからでした。
今回の話ポイントは二人がうなじを噛んでの番契約を結ぶこと
なんだかんだでラブラブな同棲生活を歩んできたようですが、
番契約を結ぶことによってオメガの礼は悠仁に縛られる関係になってしまうということ
でも、アルファの悠仁を縛るものではない
オメガバースの世界でオメガが弱者のように扱われる原因ですよね~
また、礼の家族が強烈過ぎる!
母はオメガでめちゃくちゃ情緒不安定ではないか!
そして礼のおじさんの話でもでていた主治医のおじいさん。
この人が嫌みったらしくて、私嫌いです!
家族に拘束されている礼を助けに来た悠仁はほんとにかっこいいし、その後のお互い求めまくってのラブはめちゃくちゃ良い。
『アンチアルファ』の読み終えた後にも十分満足できる話だったはずなのに、『アンチアルファアナザー』読み終えた後の満足度はマジでヤバイ。
『アンチアルファアナザー』→『アンチアルファ』→『アンチアルファアナザー』…って延々とループして読み返してしまっている。
一冊だけでも満足できるけど、二冊そろえることをおすすめします。
ちょっと気になった事、最後のほう苗字違ってたよね?