『SUPER NATURAL』で胸が熱くなったので、感想
絵津鼓『SUPER NATURAL』は胸キュンというより私にとっては胸が熱くなる作品です。
もともと少女マンガが好きだったので、意識してなかった友達同士がくっつく話とか好き。
この作品もどんどんこみ上げてくるドキドキ度がとても好きです。
ノブルってたぶんイケメンではないのだと思うけど、ぶっきらぼうなやさしさや押しと引きのタイミングが絶妙でカッコよく見える!
大地もかわいいて天然の頑張り屋ってそりゃだれでも惚れてまうわ。
『SUPER NATURAL』は関西の美容専門学校を舞台としているので、主人公二人とも関西弁でした。
コテコテというより上品めの関西弁なので、あまり気にならなかったかも。
方言フェチの方にもおすすめ。
『SUPER NATURAL』あらすじ
美容専門学生の暢(のぶる)と大地は、寮もクラスもグループも一緒の仲良し同士。しかし、とあることをきっかけに暢は大地のことを友達以上に意識し始めてしまう。素直になれず大地にいじわるばかりしてしまう暢と、そんな暢の本心が分からず不安になる大地。ギクシャクした関係から二人の気持ちは少しずつすれ違っていき……。
『SUPER NATURAL』感想
もともと友達同士がくっついてしまう話です。しかもノンケ同士です。
美容学校という環境もあって受け入れられやすい環境っていうのも、よかった。
なんといってもこの話ドキドキがやばい!
なんでこんなドキドキしちゃうの?
シチュエーションがいいのか?
ノブルが風邪で寝込んでいる大地を看病に行って帰り際に告白しちゃうとか?
そっと手を握りながらの告白だからか?
ノブルと大地の身長差か?
無言のコマの時の流れか?
とにかくドキドキがとまらない。
だぶん、絵津鼓さんの見せ方がうまいんだろうな。
付き合うことになったノブルのウキウキな内心も笑う。
隠してるつもりでも、ニヤニヤがばれちゃう。
そしてノブルの急にチュッとしだすところも可愛い。
逆に告白にOKしいたけどいまいち煮え切らない大地。
大地は考え込んじゃう性格なんだな。
『SUPER NATURAL』はノブルと大地が付き合うまでの話です。
このあとの続編の『SUPER NATURAL/JAM』は二人の社会人編。
ちょっと切ない、涙がポロリです。