『SUPER NATURAL/JAM』の感想
絵津鼓さん『SUPER NATURAL/JAM』です。
あのドキドキ感はそのままにノブル&大地は社会人になりました。
東京でショップ店員と美容師になった二人。
同棲しています。一つのベットで過ごす二人が幸せすぎる。
インテリアはナチュラル系の落ち着いた部屋。
スエットのような部屋着。
うがい手洗い歯磨きといったルーティン。
絵津鼓さんの作品は日常の切り取り方が好きです。
あらすじ
アパレル店員の暢(24)と美容師の大地(24)は、美容専門学校で出会った元同級生。学生時代に付き合い、一緒に上京して同居生活を始め、気付けば4年の月日が経っていた。周囲には付き合っていることを隠しているけど、順調にはいっている。仲も良い。でもその一方で、「男同士」である不安を消すことはできず、その小さな不安から二人はすれ違い始めてしまい……。
『SUPER NATURAL/JAM』感想
いや、今回切ない。最初の幸せ感が…。
ノブルの涙や、またもや台詞のないコマで流れる時間。
息を呑むドキドキ感がありました。
今回の話は全くもって両思いの二人の心のぐるぐる(主に大地)を解消していく話。
職場でゲイに思われてしまう大地、
そのことがどうしても引っかかってしまい、
また考えをぐるぐる巡らせてしまいます。
ノブルはそんなこといわれていないのにどうして自分は…と
そこにノブルの職場にかわいい女の子出現!!
この子の天然っぽい感じノブル好きそうだもんね。
大地も動揺しちゃうわ。
『SUPER NATURAL/JAM』は問題が解決してからの二人の様子が私はすっごい好きです。
お互いの同僚へのカミングアウト後の周りの変化やノブルの親の話も好きだな。
締めくくりのノブルの見たことないような笑顔。最高のハッピーエンドでした。
余談、『SUPER NATURAL/JAM』の好きな台詞
「浅田さんたちって…ど、どっちがその…ああでもこんなこと聞くのっていいのかなーーー!!」
この後輩くんの悪気のない下世話さが可愛い。