『窮鼠はチーズの夢を見る』の感想
映画が話題ですが、漫画のほうの感想です。
数年前に読んで、ガッツリ心握りつぶされた作品です。
話題なので読み返してみましたが!
何度読んでも、心臓がぎゅうううううってする。
てか、胃にくる。主人公たちに同化してしまうのかストレスで胃がやられます。
窮鼠はチーズの夢を見るの感想
まさに大人の恋愛です。水城さんの描く、明るいテンポもあるのにダークな世界観。
すいも甘いも少し知ってしまった年代のBL漫画にぴったりはまっています。
体感で大人になってと感じる。大人の階段に二歩目をかけようとしてるそんな時に普通とは違う恋愛、男同士の恋愛をすることになった大伴の葛藤が見物です。
今ヶ瀬の執着もヤバイ。
イマカレの横で大伴への愛を語ったり
学生時代に大伴にもらったライターをまだ持っていたり、またそれを牽制に使ったり。
今ヶ瀬はねちっこく策略家
そして、この作品で一番驚かされたのが
最終的にはリバ
私これでがリバもの初読みだったかも…
ポジションなしの対等な関係を求める?
大人な恋愛を垣間見ました。
実際、対等と言うよりは今ヶ瀬が強く大伴を求めるがあまりリバになったという流れですが…。
これ女性誌だよね?まじで?
と驚かされました。
「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」が一個になった「窮鼠はチーズの夢を見る オールインワンエディション」というものが発売中のようです。
一冊づつ購入の時には掲載されていなかった、番外編も掲載!
なに!?買おうかな。
「窮鼠はチーズの夢を見る オールインワンエディション」番外編はどうやら、今ヶ瀬の学生時代~大伴との同棲生活をちょっとのようですね。
「俎上の鯉は二度跳ねる」についてた大伴のモトカノ夏生と今ヶ瀬の二人飲みのやり取りが幸せ満タンで満足したから良いかな。
幸せな今ヶ瀬がもっと見たい人には「窮鼠はチーズの夢を見る オールインワンエディション」のほうを買ったほうがよさそうです。ひかりTVブックだとBL本扱いでホイント49倍でした。