『シャングリラの鳥Ⅱ』を読んだので、感想
座裏屋蘭丸 『シャングリラの鳥2』
単話でもちょいちょい読んでいましたが、コミックスとしてまとまったものが発売されていました。
シーモアやRenta!で先行配信されていました。
私はシーモアでの割引キャンペーンを利用して、20%引きで購入!!
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あらすじ
心(ここ)には、一人入れる空きがある…ってこと?性を謳歌する男娼達の楽園シャングリラに、試情夫として雇われたノンケのアポロ。専属となった男娼のフィーに仕込まれるが──奔放な彼が抱える暗い過去。どこか不安定な様を見せるフィーが気になり始める。「一度だけ、好きな女にするように触って」縋るように乞われたアポロは……。変わりつつある、フィーとアポロの関係。試情夫のルールである「イかせないこと、挿入しないこと、絶対に恋に堕ちないこと」この3つのうち、犯してしまったのは──?
『シャングリラの鳥2』感想(ネタバレも…)
アポロの友人が本土に帰っていきました。
オーナーからの手土産にはシャングリラの招待状も!
「命の洗濯」
これがシャングリラの営業理念。
お客もスタッフもみんな幸せに…と言うことなのでしょうか?
アポロのつらい過去もこのシャングリラで癒されることができるのでしょうか?
『シャングリラの鳥2』はフィーの過去がメイン。
一巻目で人を殺したことがあるとほのめかす、フィー
その事件がフィーからアポロに語られます。
フィーの過去はストリートチルドレン
グループのリーダーのハッサンと言う少年とフィーは関係があり、
フィーの売春行為で二人は暮らしていました。
しかし、ハッサンのフィーに対する態度が冷たくなっていきます。
フィーはそんねハッサンをビルから突き落としたと。
そのときにフィーも肩に怪我を負い、行き倒れているところをオーナーに拾われたと。
この過去はだいたい予測をついてました。
でも、フィーをここまで不安定にさせているのは、過去の罪悪感だけなのかな?
ちょっと勘ぐっちゃうな。
そして、現在フィーの写真を撮る不審な人影
意味深なメールは誰が犯人なのでしょうか?
ハッサンが生きててもそんなことするかな?
どうやらフィーはハッサンとの過去をオーナーには言っていないようです。
オーナーに恩があるフィーは自分の汚い部分を隠していたいんだろうな。
『シャングリラの鳥2』もラブというよりサスペンスよりの展開。
はやく座裏屋さんの描く濃厚ラブがみたいんだけどな。
描き下ろしは、フィーとアポロの海辺でのムーディーなディナーでのやり取りです☆
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