漫画だって読書!

おもに腐。

『いちばん遠い星』の感想

『いちばん遠い星』秋平しろ 

読みました。これぞBL尊い

秋平しろさんの作品はスマートな攻めがぶんぶんに振り回されちゃうとこがかわいいのですが、この作品は珍しく、年下わんこ攻め!!

そして、受けが控えめ美人です。

『青とジェント』のスパダリ攻めも良い!

この『いちばん遠い星』の年下わんこ攻めも良い!

共通点はどちらも理性的です。それも良い!

 

『いちばん遠い星』のあらすじ

将来自分の店を持つため喫茶店で働く海老原。
大学時代の後輩でエリートサラリーマンの貝森とは友人関係にある。
かつて告白され断ったけれど、今でも貝森は好きだと言ってくれる。
本当は海老原も貝森が好きだ。でも、告白する勇気はない。
過去の恋愛のせいで体の関係は持てないし、
今さら恋愛対象が同性だとも言えなくて…?

第2話のあらすじ

サークルのみんなで星を観測に出かけます。

乗り合いの車の中、寝ちゃったエビさん。

エビさんの隣は貝森がキープです。

エビさんは寝ながら、

観測現場到着

なかなか起きないエビさん

エビさんはなぜ恋人を作らないのか?と話題になり

エビさんにゲイ疑惑まで浮上

ちょっと怒った貝森のおかげで話題は反れる

そしてエビさんのコーヒーを出すなら場所はどこの話題に

車に残った二人

貝森が思わずエビさんを抱きしめちゃってエビさんは飛び起きる

ちょっと気まずいまま、星観測へ

その帰り、貝森のいつもと違った様子

エビさんとキスしたことあるという貝森

 

『いちばん遠い星』の感想

切ないです。貝森の明るい雰囲気はとても好き。だからしんみり考え込んじゃうときのギャップが切ない。

エビさんもこなれた雰囲気出しながら実はウブとか可愛すぎる。

 

ネタバレですが

エビさんは貝森のことが好きなんです。

でも、過去の失敗経験からなかなか気持ちにこたえられない。

体の関係を持つことに苦い思い出があって踏み切れないんです。

そこで頼ったのが、先生

たまたまではありますが、先生とエッチの練習してしまおうとするんですね。

深刻すぎず、コミカルな場面をはさみつつですが、貝森の気持ちを考えると・・・・。

せつな過ぎるでしょ!

結局未遂で終わります。良かった。

ハラハラさせないでよ。

でも、そのことが貝森に知れてしまって…。クライマックスになります。

 

『いちばん遠い星』は切ないと可愛いと幸せ全部つまってる。

時々読み返しては、幸せにしたってます。

 

あと、秋平しろさん作品の中では、アダルトなシーンが大目なところも…◎